「岸田総理にとっても“口うるさいけど頼りになる”存在だった」 “保守の要”安倍元総理を失った自民党の今後は 倍速ニュース 2022/07/12 19:00 拡大する 8日、奈良市内で参議院選挙の応援演説をしていた安倍元総理が銃撃され亡くなった。 安倍元総理は自民党の最大派閥である「安倍派(清和会)」を率いていた。今後、安倍派はどうなっていくのか。また、安倍元総理の当選同期で現職の岸田総理および政権運営、自民党にどのような影響が出てくるのか。テレビ朝日政治部の今野忍記者が解説する。【映像】握手をする若き日の安倍元総理と岸田総理(13:40~)Q.安倍派はどうなる? 後継者はいる? 安倍さんが亡くなられて、通常であれば後任が派閥を受け継ぐかたちで◯◯派となる。しかし、率直にいうと安倍さんに匹敵する後継者がいない。主な安倍派議員の中では、下村博文前政調会長が非常に安倍さんに近かった人。世耕弘成自民党参院幹事長は参議院なので、継ぐのは難しい。西村康稔前経済再生担当大臣と萩生田光一経済産業大臣は安倍さんに可愛がられていたが、当選回数や実績で見ると若く、誰か1人が受け継ぐというのはなかなか厳しいのではないか。 続きを読む 関連記事