将棋の藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖、19)に豊島将之九段(32)が挑戦する、お~いお茶杯王位戦七番勝負は7月14日、北海道札幌市の「ぬくもりの宿ふる川」で第2局2日目の対局を再開した。1日目に藤井王位が封じた59手目は、攻勢を示す桂打ち王手の一手だった。
3連覇を目指す藤井王位と、4期ぶりの王位奪還を目指す豊島九段が激突するシリーズ。挑戦者が1勝で迎えた第2局は、すでに終盤戦に突入している。対局2日目の朝は、豊島九段が午前8時43分頃、藤井王位が同44分頃に対局室に入室した。
1日目は互いに長考合戦を演じた。藤井王位の先手番で始まった本局は、第1局と同じ「角換わり」に。豊島九段は、藤井王位が香車を走った一手に2時間55分、藤井王位も封じ手となった59手には1時間56分と、持ち時間を惜しみなく投入した。藤井王位が優位に立って迎える2日目には、両者がどのような構想を描いているか大きな注目が集まっている。
持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)