新幹線で愛されているある“名物”が駅のホームに登場したということで、SNSで話題になっている。
15日から東京駅の新幹線のホームに設置されたのは、“シンカンセンスゴイカタイアイス”こと、車内販売の人気商品「スジャータアイスクリーム」の自動販売機。このアイスは名前のとおり、その“カチカチ”さが有名だ。
設置されるのは、東京駅・東海道新幹線の、14・15版ホームの2号車付近と、16・17番ホームの6号車付近。決済方法は電子マネーやバーコード決済で、現金は使えない仕様となっている。
商品ラインナップは、定番の「バニラ」(300円)に、「ストロベリー(クッキー入り)」(360円)、「モカ」(350円)、「抹茶」(300円)、「ピスタチオ」(390円)だが、内容は随時変更されるという。
しかし、なぜアイスが“スゴイカタイ”のか。『ABEMAヒルズ』がスジャータに聞いたところ、「濃厚でしっとりとした食感にするため、オーバーランと呼ばれるアイスクリーム中の空気の含有量を抑えてアイスの密度を高めていますので、一般的なアイスよりも溶けにくくなると言われています」との回答。
また、おいしい状態で提供するためドライアイスで温度管理を徹底しており、販売時は通常よりも硬い状態で提供されるという。SNSでもその硬さを指摘されるそうだが、「旅の思い出として投稿される方が増え、大変うれしく思っております」と話している。
さらに、自動販売機を設置したJR東海パッセンジャーズにも話を聞いた。自動販売機を設置した経緯について、「非接触の決済方法の自動販売機であれば、多くのお客様に安心してご利用いただけるのではないかと考えました」と説明。
また、「車内販売で購入いただく場合は、座席でワゴンが来るのをお待ちくださっている方が多いと思います。自動販売機で購入いただければ、乗車後お好きなタイミングでお召し上がりいただけます」と勧めるとともに、「ですが、アイスの硬さは“車内販売だからこそ”ですので、車内販売のご利用もお待ちしております。いつでもパーサーにお気軽にお声がけください」と話してくれた。(『ABEMAヒルズ』より)
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