将棋の藤井聡太棋聖(竜王、王位、叡王、王将、19)に永瀬拓矢王座(29)が挑戦するヒューリック杯棋聖戦五番勝負第4局は7月17日、愛知県名古屋市の「亀岳林 万松寺」で対局を行っている。永瀬王座の先手番で、戦型は「相掛かり」に。藤井棋聖が防衛&3連覇を決めるか、永瀬王座がタイに持ち込むか。午後からの対局も目が離せない。
【動画】藤井棋聖が防衛&3連覇決めるか、永瀬王座が追いつくか 棋聖戦第4局
藤井棋聖2勝、永瀬王座1勝で迎えた第4局。永瀬王座の先手番で始まった本局は、今シリーズ第1局の1回目の千日手局以来となる「相掛かり」の出だしとなった。勝てば3連覇の藤井棋聖、カド番を迎えている永瀬王座。ABEMAの中継に出演している郷田真隆九段(51)は「歩得対手得とすでに勝負所。6筋の歩を取らせるのは珍しい展開。藤井棋聖が用意してきた作戦なのでは」と解説した。
第1局では永瀬王座が2度の千日手成立の末に勝利し、第2局は藤井棋聖が最終盤での一瞬の切れ味で決着をつけた。またも角換わり腰掛銀の将棋となった第3局は、藤井棋聖が後手の攻めを的確にしのぎ切り、長手数の詰みに打ち取った。いよいよ終盤戦の第4局ではどんなドラマが待っているか。持ち時間は各4時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太棋聖 味噌煮込みうどん(天ぷら玉子入り)、緑茶(冷)
永瀬拓矢王座 名物ひつまぶし、ババロア、水出しコーヒー
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲永瀬拓矢王座 2時間45分(消費1時間15分)
△藤井聡太棋聖 2時間37分(消費1時間23分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)