将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の1回戦第3局が7月23日、広島市の広島サンプラザホールで行われ、山崎隆之八段(41)と稲葉陽八段(33)が対局を開始した。勝者は2回戦で2連覇中の豊島将之JT杯覇者(32)と対戦する。
【中継】「将棋日本シリーズ」一回戦第三局 山崎隆之八段 対 稲葉陽八段
山崎八段は1998年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:10期)、順位戦B級1組(A級:1期)。タイトル経験はないが棋戦優勝は8回を数え、日本シリーズでも2017年度の大会で優勝している。独特な指し回しの居飛車党で、少々の不利からの逆転勝ちも多いことから「ちょいワル逆転術」という呼び名もついた。
稲葉八段は2008年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:6期)、順位戦A級(A級:6期)。棋戦優勝は2回。攻守のバランスに長けた居飛車党で、高い勝率を維持。最近では趣味のテニスで日焼けした顔を見せている。
両者は19日の竜王戦挑戦者決定トーナメントで対戦したばかり。この時は中盤まで稲葉八段がリードしたものの、山崎八段が逆転勝ちを収めている。振り駒の結果、先手は稲葉八段になった。
JTプロ公式戦は前年覇者、タイトルホルダー、賞金ランキング上位者から12人が選出されるトップ棋士たちによるトーナメント戦。持ち時間は各10分、切れたら1手30秒未満、各5分の考慮時間。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






