【MLB】エンゼルス-レンジャーズ(7月29日・日本時間30日/アナハイム)
 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したこの試合、エンゼルス野手のあまりにお粗末なプレーに、ホームゲームであるにもかかわらず、大ブーイングが巻き起こる一幕があった。
【映像】アデルのまずい守備に大ブーイング
 両チーム無得点のまま迎えた6回表・レンジャーズの攻撃、1死走者なしの場面で、打席に立ったのは1番・セミエン。カウント1-0からの2球目、内角やや甘めのチェンジアップを叩いたセミエンの打球はレフト線を破る長打コースの打球に。しかしこの打球がフェンスに当たった際に、なんとエンゼルスのレフト・アデルがクッションボールをトンネル。しかもそのことで慌ててしまったのか、転々とするボールを取りにいった際に、アデルはまさかのお手玉をすることに。その間に打者走者のセミエンは、二塁、三塁を蹴って一気にホームへ。本塁上でのクロスプレーとなったものの、今度はキャッチャー・スズキが送球を取りこぼし、セミエンはホームイン。記録上はセミエンの二塁打と、レフト・アデルの失策となったものの、実質的にはランニングホームランと変わらぬプレーとなり、エンゼルスはあまりに手痛い形で先制点を奪われる形となってしまった。