田村淳「文科省も把握してるならなぜ動かないのか」 公立教員の“定額働かせ放題”問題、給特法の改正だけでは解決しない現状も? ABEMA Prime田村淳 2022/08/05 16:00 拡大する 「罰ゲームでしょ? 奴隷でしょ?」 7月26日、文科省での会見でこう述べたのは、乙武洋匡氏。乙武氏や教員らが訴えたのは教員の働き方改革で、部活動の指導や膨大な書類仕事などに追われて授業の準備ができないなど、近年、教員の過重労働が問題視されている。【映像】先生の“定額働かせ放題”に乙武氏「奴隷でしょ?」 公立の学校に勤めている教員はいくら働いても残業代はつかず、その代わりに月給の4%が最初から給与に含まれているのみ。教員の西村祐二氏が「月100時間もの残業を放置する“定額働かせ放題”の給特法は抜本改善してほしい」と訴えたように、これを定めた法律がいわゆる給特法(公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法)だ。制定されたのは1971年で、半世紀に渡り残業代は支払われてきていない。 続きを読む 関連記事