オリ・杉本への連続死球にG.G.佐藤氏「怒っちゃダメ」の理由 「“強打者でごめんね”の精神で」
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 8月6日に行われたオリックス・バファローズ対北海道日本ハムファイターズの一戦で、連続死球となったことに怒りを見せたオリックス・杉本裕太郎について野球解説者・G.G.佐藤氏が言及した。

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 4番・吉田正尚の逆転2ランでオリックスが2-1とした直後に迎えた杉本の第1打席。カウント0-1から、日本ハム先発・田中瑛斗の投じた2球目は、杉本の左腕を直撃する死球に。前回の対戦でも田中に死球を受けているということもあってか、杉本はムッとした表情を見せるも、ひとまずその場は収めて一塁へ向かう。

 しかし、3回裏に迎えた第2打席も、杉本は再び田中から同じような死球をお見舞いされる。これにはさすがの杉本も怒りをあらわにし、一塁に向かう前にマウンドへ少し歩みよるような仕草を見せたことで、両軍の選手やコーチが飛び出してくる事態に。

 そんな一触即発のムードを収めたのが、日本ハムの“BIGBOSS”こと新庄剛志監督だ。新庄監督が一塁ベースへ歩み寄って直接声をかけると、杉本の顔にも笑みが浮かぶ。指揮官の行動としては異例ではあるものの、新庄監督らしい言動でこの場をスマートに収めた。

 一方で、「怒っちゃダメです」と言い切るG.G.佐藤氏。「インコースを投げないと抑えられないということは、恐れられている証拠なんです。大打者の証です」と説明。また、「僕はデットボールで怒ったこと1回もないです」と明かした上で「“僕が凄すぎてごめん”“インコースを使わないと抑えられなかったのね”と、逆に謝るぐらいですよ。“強打者でごめん”と。それくらいの上から目線でいってほしいです」と、杉本に“強打者の心構え”をアドバイスした。(ABEMAバズ!パ・リーグ』)

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