6月、鹿児島県のローカル紙「南日本新聞」が報じた『100万円のクロマグロを海に捨てるなんて…嘆く漁師』。
 乱獲によって資源量が激減していることから国際自然保護連合が2014年に「絶滅危惧種」に指定、翌年には国際会議で国や地域ごとの漁獲枠も設けられたクロマグロ。市場では“本マグロ”と呼ばれる高級魚だが、日本においても都道府県が年度ごとに漁獲可能な量を定めており、鹿児島県でも上限に達してしまったことから、漁獲の停止を命じたのだ。