麻雀プロ団体の1つ、日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」への挑戦権を争う雀王戦A1リーグの第7節B卓(5人打ち)が8月25日に行われ、田内翼が4戦3勝、全連対の大活躍で卓内トップを取った。

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 6節終了時点では+31.1ポイントと決定戦進出、降級どちらも見える位置にいた田内だが、今節は絶好調。1回戦から大物手を実らせトップを捕ると、2回戦も勝負どころを見極めて連勝。3戦目も序盤は苦しい出だしになったが、終盤に追い上げて2着を取り、最終4戦目では浅井堂岐との競り合いを制して、この日3度目のトップを取った。

 今節だけで200を超えるポイントを稼ぎ出し、トータル順位でも決定戦進出圏内とならう暫定3位まで浮上。「運よくポイントを伸ばすことが出来てくっきりと決定戦が目指せる位置になったので、残りの節もしっかり打ち切って決定戦目指して頑張ります」と、士気を高めていた。

【試合結果】

1位 田内翼 +203.8
2位 飯田雅貴 +35.5
3位 浅井堂岐 +8.0
4位 金太賢 ▲90.9
5位 宮崎和樹 ▲156.4

 ◆雀王 日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。1年をかけてリーグ戦を行う。最上位のA1リーグ(14人)は全10節を戦い、上位3人が決定戦に進出。前年度優勝の雀王を含めた4人で争う。決定戦は4日に分けて、半荘20回戦を行う。

 ◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。
(C)麻雀スリアロチャンネル

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