『しくじり先生 俺みたいになるな！！』に、芸人で画家のジミー大西がしくじり先生として登場。岡本太郎から連絡が来た過去を明かす場面があった。
【動画】ジミー大西、さんまからもらったアドバイス（21分20秒頃～）
番組には、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、伊集院光、岡本夏美、井桁弘恵らが出演。
18歳の時に明石家さんまの付き人となり、その後さんまから伝授されたギャグで一世を風靡したジミー。しかし、散財を繰り返して借金に苦しみ、地獄の日々を過ごしたという。
そんなジミーに、運命が変わる出来事が起こった。さんまの自宅で、当時まだ幼かったさんまの娘・IMALUとお絵描きをしていると、さんまから「変わった絵を描くな」と言われたという。そして「オークションやってる番組あるから、出してもらえ」と紹介してもらい、ジミーがその番組に絵を出してみると、なんと処女作にして30万円の値がついたという。それでも、この時はまだジミーは絵描きになろうとは考えていなかった。
すると、ある日テレビ局にジミー宛てのFAXが届いた。日本万国博覧会のシンボル「太陽の塔」で知られる芸術家・岡本太郎からだった。その手紙にはジミーを画家として評価する言葉が綴られ、「キャンパスからはみ出しちゃえばいいじゃない」と書かれていた。ジミーが「これで人生が変わったな。芸能界はみ出てもうた」と語ると、出演者からは「かっけぇ！」と声が上がった。
これがきっかけとなり、ジミーは芸人引退を決意。さらにスペインへの留学も決めたという。スペインは岡本太郎が最も影響を受けた芸術家・ピカソの聖地だ。ジミーもピカソの絵画「科学と慈愛」に深く感銘を受けたため、スペインを選んだという。
1995年の画家に転向する際の会見VTRでは、「先はどうなるかわからないです。バイトとかやっていく意気込みで行きたい」とコメントするジミーの姿が。「タレント仕事が減ってきたから逃避行するとかではなく？」という厳しい記者の質問にも真摯に答えていた。
また、スペイン留学に際し、さんまから画家を目指す上でのアドバイスをもらったというジミー。しかし、それを聞いた出演者からは大爆笑。その理由とは……？続きはABEMAにて配信中。
