次々と明るみになる、政治家と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との“関係”。関連団体のイベント出演や祝辞・メッセージの提供、会費の支払いなど、特に自民党議員においてそれは顕著だ。
 背景にあるとみられているのが、旧統一教会、そして関連団体である「国際勝共連合」と“反共”という理念で一致した自民党の長い歴史だ。
 国際勝共連合の梶栗正義会長は『PRESIDENT Online』のインタビューの中で「UPFや国際勝共連合、世界平和連合などは、現実社会の問題を解決するために設立された団体であって、目的や活動もまったく異なっています。自民党と何か特別な深い関係があるわけではなく、共産主義の勢力と戦える政治家の方の活動を応援しています」と説明している