9月25日にさいたまスーパーアリーナで開催される『超RIZIN』&『RIZIN.38』で拳を交える朝倉未来とメイウェザー。先月31日にハワイで行われた会見では、フェイスオフでメイウェザーのボディーガードが朝倉未来を突き飛ばすなど一触即発の事態に発展し、話題を呼んだ。渦中の人物として注目を浴びたのがメイウェザーの付き人を14年務めているジジ。そんなジジが会見の翌日インタビューに応じたが、話は予期せぬ展開に発展。「フロイドの面を被りリングに上がるふざけたヤツがいると聞いた。俺からしたらフロイドに対する侮辱。そいつも大会に出る気があるなら、俺も出てどちらが強いかやってみたいね」などと述べ、過去に皇治が披露したパフォーマンスを引き合いに出して怒りをあらわに。あろうことか対戦要求まで突き付けた。
ジジは、メイウェザーのボディーガードにして暴れん坊。2017年にはUFCの王者であるコナー・マクレガーに対しても食って掛かったほどの怖いもの知らずだ。そんなジジ、朝倉を突き飛ばしたときのことについて問われると「俺はフロイドのボディーガードをずっとやってる。フロイドのことは良くわかってるし、彼はあらゆることにおいて敬意をもって行動する男。俺はアサクラに“誰を相手にするのか?”分からせておく必要があった。アイツは一線を越えてフロイドに近づきすぎた。無礼な行為だ。アサクラに思い知らせる必要があった」などと静かに語り出した。
すると話題は変わり、他に知っている日本人ファイターについて。ここでジジから驚きの発言が飛び出す。「聞いた話だからなんとも言えない」としたジジは続けて「日本にはあるファイターがいて…いやピエロと呼ぶべきかな」と“ある人物”について言及。
「フロイドの面を被りリングに上がるふざけたヤツがいると聞いた。俺からしたらフロイドに対する侮辱だ。本当なら許せない。俺たちのチームからすると、そういう振る舞いは我慢がならない。彼もアサクラ同様に“敬意を払え”と言いたい。そいつはボクシングもできると聞いた。そいつも大会に出る気があるなら、俺も出てどちらが強いかやってみたいね。良い機会だ。戦って真の勝者を決めよう」
ジジの言う“ピエロ”とは、紛れもなく皇治のことだが…突如、風雲急を告げた『超RIZIN』&『RIZIN.38』の今後に注目が集まる。