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【動画】山田花子、9歳長男に「笑いのコツ」伝授

 前編に続き、お笑い芸人で10歳と6歳、2人の男の子の母である山田花子さんに、子どもたちへの伝え方や兄弟の接し方について伺いました。Ameba読者からの質問にもユーモアたっぷりにお答えいただいているので、これから出産を控えている方、すでにお子さんを育てるママの参考になりましたらうれしいです。

■「ママは嫌だ」と言われることも

ーー10歳と6歳の息子さんの兄弟仲はいかがですか?

 仲良しですね。2人でたのしそうに遊んでいる姿を見るとうれしくなります。お兄ちゃんはママっ子で、下の子は完全にパパっ子なんですよ。お風呂も買い物も全部「パパがいい!ママは嫌だ」って言われることもあるんです。

ーー「ママは嫌だ」と言われたとき、山田さんはどのような反応をするんですか?

 「お願いしますッ!!!」って頼み込みます。まぁ、お願いしたところで「いいよ」とはならなくて「どちらにしようかな~」って言っていながら、結局パパを選びますね(笑)。

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■1人目のとき夫に頼れなかった反省を活かして

ーーAmeba読者の方から「家庭内の役割はありますか?どのように決めたかも知りたいです」という質問もいただいていますが、いかがですか。

 1人目のときは、夫にどう頼ったら良いのかわからずに、何でも自分でやってしまっていたんですが「もっと夫に頼ればよかった」という反省から、下の子が生まれてからちゃんと伝えるようにしたんです。夫がフリーランスなので私より時間の調整がしやすいというのがベースにあり、そこから自然と役割が決まったように思います。ゴミ捨て、保育園の送り迎えは夫が担当で、私は料理や掃除など家の中のことをすることが多いですね。料理は私がしますが、買い物は夫に頼むことが多いので、メッセージのやりとりをして買ってきて欲しいものなどを連絡取り合うようにしていますよ。

ーー働き方の話がありましたが、Ameba読者から「山田さんはどのように仕事と子育てを両立されていますか?」という質問をいただいています。

 私が仕事の予定がある日は「この日は仕事だからどこにも行かないでね」とスケジュールを先に抑えておくことが大事かな。家族内だと言わなくてもわかるでしょ?と思ってしまうかもしれませんが、いつ何をして欲しいのか共有することは大事かもしれませんね。

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 それをもとに夫が時間を調整してくれ、私が忙しいときは家事も手伝ってくれるおかげで、両立できているように思います。

■野菜は常にテーブルに。食べたらたくさん褒める

ーー料理は山田さんの担当とのことですが「仕事と育児の両立が難しく、帰宅後簡単な食事しか作れず自己嫌悪」「子どもが野菜を食べてくれず困っています」と悩んでいるママもいるようです。

 子どもって、母が思うほど手が込んでいる食べ物が好きというわけでもないんですよね。むしろ、シンプルな牛丼やお肉を焼いただけのものを喜んで食べてくれていました。なので、そんなに自分を責めたり、がんばりすぎなくても大丈夫だと思います。

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 野菜は当たり前のように食卓に置いて、子どもたちが食べなかったとしても怒らない。でも常に食卓に置くようにはしています。そうするといつの間にか興味を持って、何かのタイミングでちょっと一口食べてみたりするんですよね。その時はものすごく褒めるようにしています。そうすると、次の日もまた食べたりするんです。あと「足が速くなるよ」って言ったら食べはじめたこともありました(笑)。

■兄弟への接し方は必ず平等に

ーーお子さんたちとのやりとりがたのしそうですね。山田さんがお子さんたちを育てる上でモットーにしていることがあれば教えてください。

 まずは兄弟仲良くいてもらいたいので「2人と接するときは必ず平等に」と考えています。

ーー6歳と10歳、年齢が違うとできることも異なると思うのですが、平等に接するコツを知りたいです。

 例えば、お手伝いしてもらう時も、必ず2人同時にお願いするようにしています。下の子のほうがしっかりしてて器用にこなすんですが、お兄ちゃんがうまくできないことなんかもある。そういう時もできないことを怒ったり、次から頼まないようにするのではなく、常に2人に同じことをさせるよう意識しています。

■「ウソ怒り」と「叱られボーイ」で笑いに変える

ーーAmeba読者から「4歳の子どもに対し、ついつい感情的になってしまったり、強く言ってしまい反省することも多いです。こちらの意図を子どもに伝えるために意識していることはありますか?」という質問が届いています。山田さんがお子さんたちに伝えるときに気を付けていることを教えてください。

 子育てをしていると、どうしても怒ってしまうときがあるんです。怒りすぎてしまった!と思ったらすぐ「ウソ怒りでした〜」と言っています。そうすると子どもが「ああ〜びっくりしたーー!」って(笑)。子どもも自分も落ち込まないように最後は笑いに変えるんです。

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 ほかにも、寝る前にベッドの中で「今日の叱られボーイ」を発表するという儀式もあります。

ーーなんですか、それは! 

 2人のうち、どちらがその日多く怒られたかを発表するんです。2人ともドキドキしながら発表を待っていて、指されたら「選ばれちゃった!」って悔しがったり、盛り上がるんですよ。

ーー叱られる話なのにエンターテインメント性があってたのしそう!なぜ「叱られボーイ」に選ばれたかなど詳細を説明するんですか?

 ううん、しません。「選ばれた〜!」とか「なんでぇ〜!?」って大笑いして、終わり。そうすることで、今日悪いことしちゃったんだなというのを、自分が一番よくわかるようにしていて。何が悪いことだったのか考えるきっかけにもなりますね。

ーー子育ての中にもお笑いの要素がたくさんあって、たのしいですね。以前ブログで「22歳セクシーママより」と書いた置手紙を公開されていたのが、かわいらしくて印象に残っています。

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 今でもよくやりますよ。この手紙を残したときは「この世で一番見てはいけない物を見てしまった!」と言われました(笑)。お笑いが生活の一部みたいな感じなんですかね。お兄ちゃんはお笑い好きみたいで。YouTubeでお笑いの動画ばかり見ていますし、自分で漫談を作ってて、それを見せにきてくれます。私も主人の前ではやらないけど、子どもたちの前では、いろんなことをして笑わせています。何かギャグをやるというよりは、普通のおしゃべりの中でちょっとおもしろい反応をすると、ものすごい喜んでくれますね。

ーーお子さんたちも楽しいでしょうね!素敵なお話をたくさん伺いましたが、最後に子育て中のママにアドバイスをお願いします。

 がんばりすぎて疲れないように。自分のリフレッシュできる時間をちょっとでも作ってみるのもいいかもしれません。私も産後、お酒が飲めるようになってから、子どもたちを寝かしつけた後、ゆっくりと1人でニュースなどのTV番組を見ながらお酒を飲むことでリフレッシュしているんです。

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 子育てをしていく中で、怒りすぎたり、自分の思い描くママになれていないんじゃないか?と悩む方もいると思います。悩んだり怒ったりするのは当たり前だと思うので、自分を責め過ぎず、落ち込みすぎないように、最後に笑いのエッセンスを加えてお子さんと話してみてください!今は大変ですけど、いつかは大きくなるのでその日を楽しみに子育てしてほしいですね。

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・山田花子オフィシャルブログ 

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