恐喝被害の有力情報に“私的懸賞金”、なぜ? Twitterで呼びかけた石田拳智氏「個人でできる最大限のことをやるつもり」
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 「犯人の特定で100万円支払います」
 「目撃情報を10万円で買取ります」

 11日、Twitterでこう呼びかけたのは、eスポーツチーム「αD」代表の石田拳智氏。チームメンバー2人が恐喝被害に遭い、携帯電話や財布などを奪われたことを受けて投稿したという。

【映像】石田氏の“私的懸賞金”投稿

 その理由について、12日の『ABEMA Prime』に出演した石田氏は「“なんで100万円も払うの?”とけっこう突っつかれるが、やはりメンバーが好きなので。今後何かあった時のために捕まえておきたいということで、情報提供代として100万円くらいは出そうかなと思った」と説明。

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 また、「携帯だけ返してくれたら公開もしないし、今回の件のツイ消しもする。金に困ってるんなら10万円ぐらいやる」と投稿したことについては、「これも“恐喝された相手にそんなことするなよ”みたいな賛否があった。もちろん、見つかったら警察署には連れて行くので、やさしくするための10万円ではないということは勘違いしないでほしい」と主張した。

 防犯カメラの映像が入手できれば公開するとしているが、ある種の“晒し”にならないだろうか。「もちろん犯人がわかってから出す必要性はないが、最後の最後まで出てこなかったらいろいろな人に知ってもらう必要性はあると思う。投稿後に何件も『その地域で私も被害に遭った』という連絡がきた。同一人物じゃないか」と注意喚起のためという考えを明かした。

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 今回の石田氏の対応に、リディラバ代表の安部敏樹氏は「これがいわゆる“私刑”の入り口になっていくのが怖い。影響力のある人が“仲間が困ってしまった”という話をすることによって、私的な制裁を含めてより警察が動いてくれるようになる。インフルエンス力が恣意的に使われて、適切に警察リソースが配分されなくなることは心配だ」と指摘。

 制度アナリストの宇佐美典也氏は「こういうのを私的に探す場合に探偵という業態があり、探偵があまり勝手なことをやらないようにするために探偵業法がある。やり過ぎるリスクが大きいために、自分が直接動かないようにということが整えられてきているので、コンプライアンスの観点からはおすすめしない」との意見を述べた。

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 石田氏は「犯罪にならないように、いき過ぎないことはもちろん守る。ほとんど警察に任せようと思うので、個人でできる最大限のことをやるつもりだ」とした。(『ABEMA Prime』より)

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