国内最大級のプロアマ参加の麻雀大会「麻雀最強戦2022」のファイナル進出を目指す「女流プロ令和の乱」が9月17日に行われ、内田みこが激戦を制し優勝、ファイナル行きを決めた。
予選A卓から勝ち上がり決勝卓に進んでいた内田は、東場から飛び出した川原舞子を追いかける展開が続いたが、南2局のアガリで5000点差まで詰め寄ったが、南3局で中田花奈に痛恨の放銃。トップまで1万2700点差となった。それでもテンパイ流局の末に、オーラスの親番を迎えると、南4局2本場にリーチ・ツモ・タンヤオ・ドラの1万2000点(供託1000点、+600点)で逆転。さらに加点し点棒を4万8800点まで増やすことに成功した。
このまますんなり逃げ切り優勝と思われたところ、川原の手にメンゼンでのホンイツが入りリーチ、これをツモアガリし、リーチ・ツモ・ホンイツ・發・中で、裏ドラ1枚乗れば倍満で大逆転という状況になったが、惜しくも乗らず。点数ではわずか100差という最小得点差で、内田が辛くも逃げ切った。
優勝を決めた内田だが、インタビューの冒頭は「麻雀、怖かったです」と心の叫び。「本当に紙一重だと思いました。通過率のアンケートが6%だったんですが、投票してくれた6%のみなさんを喜ばせることができたかなと思っています。ここが通過点だと思って、頑張りたいと思います」と静かな口調でファイナルへの意気込みを語っていた。
【決勝結果】
1位 内田みこ
2位 川原舞子
3位 中田花奈
4位 清水香織
(ABEMA/麻雀チャンネルより)


