9月25日にさいたまスーパーアリーナで開催される『超RIZIN』＆『RIZIN.38』。その大会前最後の記者会見『フロイド・メイウェザー vs. 朝倉未来 記者会見 Final』が21日、東京・渋谷の『SHIBUYA109渋谷店前』で行われ、メイウェザーの付き人であるジジと対戦する皇治が、対戦要求を突き付けられるきっかけとなったメイウェザーのお面をちらつかせ、フェイスオフの際には手渡すもジジはこれを“完全”スルー。思わぬ肩透かしを食らった。
会見にはRIZINの榊原CEOをはじめ朝倉未来、朝倉と拳を交えるメイウェザー、さらに皇治。その皇治に対戦要求を突き付けたメイウェザーの付き人・ジジらが出席した。
まずジジが「とにかく東京に来れて嬉しい。この機会をくれたRIZIN、僕のボス、ファミリー、すべての人たち感謝しています。当日は楽しい、面白い試合をしたい」と話すと、皇治が次のように続いた。
「ここで路上の伝説と路チューの伝説が並ぶとは思わなかった。伝説つながりで、伝説のマルコメ、伝説の金魚のフンも来てる。素晴らしいなと。張り切って超RIZIN盛り上げていきたい」
会見に登場した時からメイウェザーのお面をちらつかせた皇治だったが、ジジは相手にしない。しびれを切らした様子の皇治はフォトセッションでついに動く。ジジとのフェイスオフでお面を手渡したが、何事もなかったかのように受け取ったジジは、これを完全スルー。終始笑顔のジジが、皇治の挑発に乗ることは最後までなかった。
なお、登壇した朝倉未来、メイウェザーのコメント概要は以下のとおり。（以下、コメント順）
朝倉未来
「いよいよ3日後に迫ったRIZIN。初めてのボクシングの試合でメイウェザーと俺が戦う試合。ファンの人も見たいと思っていると思うし、アンチが俺が倒れるところを観たいと思っている。どちらにしても応援してほしい」
メイウェザー
「日本に来て嬉しい。この国も、この国の人たちも素晴らしい。今日の会見にたくさんの人が集まってくれて、これが俺の仕事。人を（エンターテインする）楽しませるのが俺の仕事。自分はこの分野では誰よりも経験を持っている。大会では皆を絶対に楽しませます」
