将棋の里見香奈女流五冠(30)が挑む棋士編入試験第2局が9月22日に行われ、試験官を務める岡部怜央四段(23)と対局を行っている。本局は里見女流五冠の先手で、戦型は「中飛車」となった。
編入試験は若手棋士5人との5番勝負で、3勝を挙げれば合格となる。開幕局は徳田拳士四段(24)と対戦し、黒星を喫した。本局では、まずは1勝を飾りたいところだ。里見女流五冠の先手番で、得意の「中飛車」を志向した。
ABEMAの解説には、王位経験者で順位戦A級所属の菅井竜也八段(30)が出演。現在も月に1度ほど里見女流五冠らと研究会を行っているという。「里見さんの一番得意な形で良い戦型選択だったのでは。この形は里見さんはめちゃくちゃ詳しいし、いろんな変化を知っている。先手中飛車の将棋は研究量がすごく、こんなところまで研究しているのかと驚くほど」とコメントしていた。
午後の本格的な戦いに向けて、両者がどのような構想を描いているか、大きな注目が集まっている。本局の持ち時間は各3時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
岡部怜央四段 にぎり並
里見香奈女流五冠 えびグラタン
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲里見香奈女流五冠 2時間26分(消費34分)
△岡部怜央四段 1時間50分(消費1時間10分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)