「バットが裂けた」珍しい折れ方に驚きの“三度見” 苦労人の懐事情には同情の声も
【映像】思わず「3度見」してしまった球団スタッフ

【MLB】レンジャーズ5-3エンゼルス(9月22日・日本時間23日/アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平選手が16試合ぶりにベンチスタートとなったこの試合。同僚野手がスイングした際にバットが裂けるように折れ、その珍しい折れ方に球団スタッフがバットを手に取って思わず“三度見”。解説からはバットを買うのも苦労する選手へ、同情する話題も持ち上がった。

【映像】思わず「3度見」してしまった球団スタッフ

 6回表、2死走者なしの場面、打席には8番・ステファニック。カウント1-1からレンジャーズ先発・ペレスのスライダーをファールにした際、ボールがバットの先に当たって裂けるように折れ、鋭い木片が吹き飛んだ。

 これをボールボーイが回収し、球団スタッフに渡すと、スタッフはそのバットの折れ方(裂け方)を見て驚き、思わず“三度見”した。解説のAKI猪瀬氏は「ステファニックにとってはかわいそうなくらいの感じですよね。バットを買うのも大変。メジャーの日割り計算、日当でプレーしているようなものなので」とステファニックの懐事情を同情、実況の小出朗氏は「ドラフト指名ではなく、いわゆる契約金なしで入団したというステファニック、2018年のエンゼルスドラフト外」と付け加えた。

 猪瀬氏はさらに「こういうクラスの選手だとエージェント(代理人)が付いていないっていう選手もたくさんいるので、契約交渉事が進む進まない以前に、用具の管理ができないんですよ」とドラフト外契約の選手の苦労話を持ち出した。

「(エージェントのいる選手は)エージェントが窓口になってメーカーに行って、バットやスパイクを奪ってくる。『これ使え!持ってきてやったぞ!』というのが最初にする仕事なので。それがいないと自分でスポーツ用品店に行ったり、バットを自分のお金で買ったりしなくてはいけない。日本のメジャーリーガーは日本のスポーツメーカーがフルサポートでアメリカに行ってもついてくる」と、ドラフト外契約選手であるステファニックの立場における苦労を説明した。この話題にはABEMAの視聴者も「へー」「バットを買うにも苦労」「高いよね道具」とコメントを寄せていた。

 ステファニックは2018年のドラフトで指名されず、メジャー30球団、約200人のフロントに自らのプレー映像を送り売り込んだ苦労人。この打席ではその後、見逃し三振に倒れている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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