将棋の斎藤慎太郎八段(29)が9月23日に入籍したことを、日本将棋連盟を通じて発表した。
斎藤八段は、2012年4月に四段昇段。奈良県奈良市出身。竜王戦2組(1組:2期)、順位戦A級(A級:3期)。2018年第66期王座戦で初タイトルとなる王座を獲得。2021年の第79期、2022年の第80期順位戦A級ではそれぞれ8勝1敗の好成績を挙げ、2期連続で名人に挑戦した。
また、将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」でも自身が率いるチーム斎藤が決勝進出を決めており、24日には初優勝をかけた大一番が控えている。
各棋戦で安定した好成績を残していることはもちろん、柔らかい雰囲気と丁寧な語り口でファンも多く、“西の王子”の異名も。連盟ホームページには「お相手のお名前は、一般の方なので公表を控えさせていただきます」と掲載されたが、生涯の伴侶を得た斎藤八段のますますの活躍が期待される。