9月25日にさいたまスーパーアリーナで『The Battle Cats presents超RIZIN』が開催され、RIZINスタンディングバウトルール(3分3R・フリーウェイト)で“路上の伝説”こと朝倉未来が50戦無敗、5階級制覇を達成したレジェンドボクサーであるフロイド・メイウェザーと対戦。試合はメイウェザーが2ラウンド終了間際に右のショートレンジでダウンを奪い、50戦無敗の実力をまざまざと見せつけた。一方、試合開始前にはメイウェザーに花束を贈呈のはずが、手渡さず、マットに投げ落とすという非紳士的行為に対して、視聴者から「酷すぎる」「さすがに最低」「恥ずかしい」「外交問題」など批判の声が殺到する一幕があった。
注目の試合を前に、両選手がリングイン。その後、両国国歌が斉唱された。さらに朝倉に対してはラッパーのZeebraが。一方のメイウェザーに対しては、NFTデジタルチケットで国内格闘技では最高額となる420万円で花束贈呈の権利を購入したごぼうの党代表・奥野卓志氏が登場。
しかし、リングアナの紹介のあと、アクシデントが。花束を手にメイウェザーに歩み寄った奥野氏はメイウェザーの足元に花束を投げ捨てる行為に及んだ。これに対して、場内は騒然。実況席からも「手渡すというより、落としましたね」と困惑の声が。
突然の出来事に両手を挙げ「なぜ?」といったリアクションを見せたメイウェザーだったが、すぐに腰を落とし、自ら冷静に花束を拾い上げると、自らの陣営に手渡した。このシーンに対して、視聴者からも「酷すぎる」「さすがに最低」「外交問題」など批判的な声が殺到した。
試合では朝倉がパンチを当てる場面も見られるなど、メイウェザーの力を引き出す展開に。朝倉の善戦によって場内は大いに沸いたが、その盛り上がりに水を差す行為となってしまったかもしれない。