『しくじり先生 俺みたいになるな！！』に、大鶴義丹がしくじり先生として登場。北海道に移住した際に起こったハプニングを明かした。
【動画】大鶴義丹、北海道移住で霊感に目覚める？（14分30秒頃～）
番組には、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、松村沙友理、ファーストサマーウイカ、蛙亭のイワクラが出演。
家族を東京に残し、単身で2017年7月から北海道美瑛町へ移住したものの、わずか3ヶ月で東京に逃げ帰ったという大鶴。移住のきっかけは、芸能人が地方移住体験する様子に密着したテレビ番組の企画だった。もしそこでの生活が気に入れば、そのまま住み続けることも可能だったという。
大鶴が選んだ物件は、東京ドーム1.5倍の敷地の森の中に建つ家。物語に登場しそうな雰囲気や、旭川空港まで車で30分と近かったこともあり、この時大鶴は「一生住んでもいい」と思ったという。
しかし、移住初日にハプニングは起こった。番組の撮影後「大自然の中でコーヒーでも飲もう」と家に帰る途中、役場から焦った様子で連絡があり、「ヒグマの親子がいるので家に入らないでください」と言われたという。スタジオに驚きの声が響く中、澤部は「引越しの挨拶に来たんじゃ？」とボケて笑いを誘った。
クマの親子は、ちょうど大鶴の家に繋がる森の入口付近にいて、町役場の職員は「ヒグマの親子ごと駆除するのでお待ち下さい」と大鶴に告げた。自分のせいでクマの親子を駆除することに心を痛めた大鶴は「やめてください」と制止したが、クマは大鶴だけの問題ではなく、地元住民にも大きな影響があるため、駆除はやむを得ないことだったという。
また、朝家から出る時は「すぐにドアを開けずに、2階から爆竹を家の周りに投げてください」と指示を受けたという。出演者らは「全然のどかな朝じゃないんですね」「ウォーキングデッドみたいな生活」と驚いていた。
その後も、巨大な蛾の襲撃など、自然の洗礼を受けた大鶴。大自然を求めて地方に移住したにも関わらず、気づけば引きこもり生活になっていた。
東京へ戻るきっかけとなったのは、水道管が壊れたことだった。業者を呼ぶか迷っていると、地元の人達が当たり前のように自力で水道管を修理しているのを見て、自分の甘さを痛感したという。大鶴は「地方移住は思い通りにいかないことがたくさんある。予想外のことを楽しめるメンタルが必要」と教訓を語った。
