将棋の永瀬拓矢王座(30)に豊島将之九段(32)が挑戦する第70期王座戦五番勝負は9月27日、京都府京都市「ウェスティン都ホテル京都」で第3局の対局が行われた。ABEMAの中継には、地元出身で本局の新聞解説を務める西田拓也五段(31)が出演。スタジオの解説陣からオススメの観光地、銘菓などを問われるも「実は和菓子が苦手で…」とまさかの告白が飛び出し、何ともちぐはぐなやり取りにファンは大爆笑の様子だった。
王座戦第3局の舞台は古都・京都。間もなく迎える秋の行楽シーズン、対局もおやつの時間が近づいているとあり、スタジオの解説者・今泉健司五段(49)と聞き手で同門の室谷由紀女流三段(29)からは、地元京都出身の西田五段へ質問が集中した。誰しも経験があると思われるが、地元であっても観光地や名産、名物を網羅している訳ではなく、「京都に30年住んでるんですけど、全然お寺とか行かないんですよね、近すぎて」と苦笑い。普段から冷静な西田五段が、タジタジになる場面があった。
妹弟子の室谷女流三段からは「西田先生はスイーツ好きなんですよね!京都のおすすめはいかがですか?」と助け船が出されるシーンも。しかし、これにも「すみません、申し訳ないんですけど実は和菓子が苦手で…」。まさかの告白が飛び出すと、今泉五段、室谷女流三段は画面から消える勢いでズッコケていた。
今泉五段は「では、洋菓子は!?」と食い下がるも、西田五段は「洋菓子なら、京都じゃなくても…」とバッサリ。今泉五段は「すいませんでした~」と“投了”を告げていた。関西出身の3人による、何とも嚙み合わない会話に視聴者も大爆笑。「まじかw」「地元だってそんなもんよねw」「まさかのw」「お笑いコーナーですか」「むろやんの関西弁かわええ」「面白すぎたw」「コントなん??」「かみ合わんなあ」「西田先生正直者だなあ」とコメントが多数寄せられていた。
対局は、93手で永瀬王座が勝利。シリーズ2勝1敗で、防衛4連覇に大きく近づいた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)