バイきんぐ西村が台湾でそのまま飲んではいけない水を飲んでしまい、現地の人から静止される場面があった。
この番組は以前、バイきんぐ西村瑞樹が冒険バラエティ番組『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(テレビ朝日系)にて行った、台湾旅を再特集したもの。旅をするのに使えるお金は、Instagramに投稿した写真に集まった「いいね!」の数で決まり、「1いいね=0.1円」から台湾ドルに換算した金額のみとなる。Instagramに投稿できる回数は1日1回だけ。
台湾旅5日目。前日に投稿したInstagramの「いいね!」数を現地通貨に換算し、残金が466台湾ドル(当時の価格で約1757円)となった西村。一方、10日間で台湾1周しなくてはいけないのに、移動距離は稼げていない。距離を出すためにはお金を交通費に使わなくてはならないのだ。
そこで、西村は生きるために必要な飲み水を安く手に入れる方法を模索した。「安い水」を求め、1時間程度、街を捜索していると、同行ディレクターがガソリンスタンドのような形で水を手に入れることができるお店を見つけた。なんと水20リットルで10台湾ドルとのこと。
この水、今まで買ってきた価格の18分の1。タイ編で見つけた伝説の水・ドラゴンウォーターを遥かに凌ぐコスパの良さなのだ。しかしなぜこの水はこれほどまでに安いのかーー?
西村がその水を飲んでいると、遠くの方から「お兄さん! ダメね! ボイル! ボイル! この水飲むダメよ」という声が響いた。
親切な現地の人が西村の近くにやってきて、「これはボイルして飲むもの。(そのまま飲んだら)ヤバイよ」と説明。なんでも台湾は水道管が古く、水道水を直接飲む習慣はないのだそうだ。そのため、水スタンドの水は“煮沸が必要”と衛生局から通達されているという。
現地の人はもともと、日本人相手にガイドをしていたそうで、日本語が少し話せる。西村たちが飲んでいるところを目にして「ダメよ!」と注意してくれたそうだ。西村は「助かった…命の恩人!」と救世主の登場に感謝した。
VTRが終わり西村は「心優しい台湾人が煮沸して飲むやつだと教えてくれた。奇跡的でした。こんな漫画みたいなことが実際に起こるんだなって思いました」と振り返っていた。(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)