1人ぼっちの無人島0円生活でサバイバル中のナスDが、増え続ける海洋ゴミに関する豆知識を明かす場面があった。
現在『ナスDの大冒険TV』では「ナスDの1人ぼっちの無人島0円生活」と題した企画が放送中。無人島生活のロケ地は、鹿児島県南さつま市の野間岬から西へおよそ70kmほどの沖合にある群島。その辺りは高級魚・珍しい魚が獲れるそうで、4種類の魚を揃えて食べ切ったら、この無人島生活は終わりを迎えるという。今までなら撮影クルーもロケに帯同していたが、ナスDは“無人島生活”と銘打っているのに、スタッフが滞在している状況が引っかっていたそう。そこで8台のカメラを持っていき、完全に1人きりでロケを敢行することとなった。
無人島生活で漂流物などの材料を使って楽器を作ったナスD。そんな中で、ナスDは増え続ける海洋ゴミについての豆知識を話し始めた。1年間に日本の海岸全体に流れ着くゴミの量はおよそ19万tなのだという。これは東京ドームの約半分の量で、海外のゴミは10%で、国内のゴミが90%とのこと。
続いて海洋プラスチックゴミについて。
「私たちの生活のあらゆる場面で、利用されているプラスチックですが、その多くは使い捨てされる事が多いです。そして捨てられたプラスチックが最終的に行き着く場所が海でございます。すでに世界の海に存在しているプラスチックゴミは合計なんと1億5千万tといわれています。そこにさらに年間800万t、ジャンボジェット機5万機分相当が新たに追加されていると推測されています」。
「また環境省の調べによると、毎年海に流出するプラスチックゴミの内、2〜6万tが日本から発生したものといわれています。このままでは2050年の海は魚よりもゴミの量が多くなると言われるほど、問題は深刻化しているんです」。
「私、無人島生活を通して、同じ海に何年かかかて来ているんですね。10年間かけて5回来たりしている。そうすると、無人島によっては、魚の量が圧倒的に減っている島があります。逆にサンゴがスゴい増えて綺麗になっているところも。こうした事実を踏まえ、我々もせめて自分の世代から2世代下までぐらいは、今の自然や今の地球を残そうという考えは持つべきなのではないでしょうか?」(ナスD)。
それからナスDは漂流物で作った楽器を多重録音して、LiSA『紅蓮華』をパフォーマンスして見せた。この映像に視聴者からは「ナスDが凄すぎて、、、驚きしかない。天は何物も与えて、、歌まで上手い」「ナスD歌うま過ぎて草」などの声がネット上に寄せられた。
(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)