「SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2022」の関西予選Bブロックが10月8日に行われた。ファン投票で東西3人ずつ選ばれ、残り3人ずつの出場枠を目指して戦う予選。関西予選勝ち抜け2枠目の座を獲得するのは誰か。
関西予選Bブロックには20人が参加。このブロックでは、タイトル27期の谷川浩司十七世名人(60)から20歳の高田明浩 四段まで、幅広い年齢層の棋士がわずか1席の勝ち抜け枠を争う。
最有力候補は、2年連続の決勝進出を狙う稲葉陽八段(34)だ。順位戦A級在籍で名人挑戦など公式戦での実績はもちろん、早指し団体戦の「第5回ABEMAトーナメント」でも自身が率いるチーム稲葉を初優勝に導いたばかり。前年、予選を勝ち上がった経験を存分に活かし、Bブロックの大本命と言えるだろう。
同じく2年連続の予選勝ち抜けを目指す澤田真吾七段(30)のほか、北浜健介八段(46)、杉本昌隆八段(53)、畠山鎮八段(53)ら実力者も多数エントリー。誰が抜け出しても納得の関西Bブロック各戦いのゆくえに大きな注目が集まっている。
◆SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2022 ファン投票による選出(東西各3人)、予選(東西各3人)、決勝戦(東西各6人)によって構成される。12月下旬に開催予定の決勝では、個人戦と団体戦のポイント数で優勝チームを決定。対局は全て持ち時間なし、初手から1手30秒未満で行われる。先手・後手は振り駒で決める。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





