【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ4-0サウサンプトン(日本時間10月8日/エティハド・スタジアム)
サッカーのウォーミングアップとしてやる「鳥かご」。ディフェンダーを囲んでボールを取られないようにパスを繋ぐあの練習だ。それをプレミアリーグの試合中に、対戦相手に対してやってしまう恐ろしいチームが現れた。
その場面はマンチェスター・シティvsサウサンプトンで起こった。王者マンチェスター・Cが2点リードで迎えた42分。左サイドからポルトガル代表DFカンセロがドリブルでボールを運びチャンスメークする。しかしイングランド代表MFフォーデンがボールを奪われたことで、攻守が入れ替わった。
するとマンチェスター・Cは、前線のノルウェー代表FWハーランドがプレスを仕掛けてすぐにボールを回収。そこから鬼のパス回しが始まる。
ボールを拾ったスペイン代表MFロドリに対して、サウサンプトンのフランス人MFディアロがプレスに行くと、そこはもう鳥かごの中。ベルギー代表MFデ・ブライネ、ポルトガル代表MFベルナルド・シウヴァ、さらにフォーデンも加わり、W杯でも活躍が期待される4選手のダイレクトパス回しが続く。最終的には、左サイドに開いたカンセロの下にボールがわたり、決定機となった。
あまりにも圧倒的なマンチェスター・Cの試合運びに、ABEMAの視聴者も「シティが安定しすぎてもう何も起こりそうにない」「シュート0は悲しい」とお手上げの様子。最終的にはさらに2点を加えたマンチェスター・Cが圧勝する試合となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)