【プレミアリーグ】ウォルバーハンプトン0-3マンチェスター・シティ(日本時間9月17日/モリニュー・スタジアム)
7試合で11得点。ノルウェー代表の怪物・ハーランドは、プレミアリーグ初挑戦ながらも圧倒的なプレーを見せ続けている。しかしそんな非日常が続くと、人は慣れてしまうのかもしれない。ゴール後、グアルディオラ監督の切り替えの速さが、映像に映し出される一幕があった。
今シーズンにドルトムントからマンチェスター・シティに加入したハーランド。開幕前こそ初挑戦となるプレミアリーグでの活躍に懐疑的な目が向けられていたが、6試合で10ゴールと躍動している。さらに開幕から6試合目で2ケタ得点達成は、プレミアリーグでの史上最速記録だ。
圧倒的な活躍を見せるハーランドは、ウォルバーハンプトン戦でも怪物っぷりを発揮。1点リードで迎えた16分、ポルトガル代表MFベルナルド・シウヴァのスルーパスを受けてドリブルを開始する。ディフェンダーのマークを、上半身フェイントでかわして、利き足とは逆の右足を一閃。これがゴールネットを揺らして、チームに追加点をもたらした。
この試合で実況を務めた原大悟が「簡単にとります、ハーランド」と言えば、解説を務めた林陵平氏も「止められないですよ、彼は」と絶賛。ABEMAのコメント欄は「マジで化け物」「ゴール記録塗り替えるな」「もうMVP」「バロンドールは決まった」といった賞賛の言葉が並んだ。
現地映像では、ゴール直後のマンチェスター・Cベンチの様子が流された。小さく喜びを表現したグアルディオラ監督だったが、次の瞬間にスイッチを切り替え、隣に座るコーチに大きなジェスチャーで作戦を伝えていた。このコントラストに視聴者も「喜ばないペップ」とツッコミを入れた。
2点をリードしたマンチェスター・Cは、相手に退場者が出たこともあって危なげない試合運びを見せる。69分には試合の大勢を決める3点目を奪って勝利した。この結果、暫定でアーセナルを抜いて首位に立っている。
(ABEMA/プレミアリーグ)