日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第10節C卓が10月19日に行われ、近藤久春が1人浮きの卓内トップを取った。
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前節終了時点では、マイナスポイントが3ケタを超える最下位と沈んでいた近藤だが、今節は逆襲スタート。1回戦から大きなトップを取ると、4戦してトップ2回、3着2回とラスもない盤石の内容で終わってみれば1人浮きのトップを獲得した。トータル順位こそ暫定最下位のままではあるが、残留のボーダーラインまで約17ポイントと急接近。残り3節あり、十分に巻き返しが可能な範囲まで戻ってきた。「ここ最近不調でしたが今日は珍しく手が入ってたので、この勢いが次回にもつながればと思います」と意気揚々だった。
【試合結果】
1位 近藤久春 +47.1
2位 古川孝次 ▲0.6
3位 一井慎也 ▲17.0
4位 吉田直 ▲29.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)