美女ファイターが懇願「止めてちょうだい」よもやの事態にレフェリー困惑 前代未聞のフィニッシュに視聴者も騒然
【映像】美女ファイターが“前代未聞”のKO劇
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 長身の美女ファイターのデビュー戦は、UFCを舞台に活躍する歴戦のレフェリーですら困惑の色を浮かべるあまりにも唐突な幕切れ。前代未聞のフィニッシュに視聴者も騒然となった。

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 10月22日にマレーシアで開催されたONE Championship「ONE FIGHT NIGHT 3」でリー・ビヴィンス(アメリカ)とノエル・グランジャン(フランス / タイ)が激突。試合は開始4分、ノエル渾身のボディストレートを被弾したリーが顔をゆがめ、両手でお腹を押さえるようにフリーズ。さらにレフェリーに向かって右手を振って「止めてちょうだい」といわんばかりのジェスチャーでストップを要求するまさかの事態に発展。レフェリー、解説、視聴者の全てが戸惑う前代未聞のフィニッシュとなった。

美女ファイターが懇願「止めてちょうだい」よもやの事態にレフェリー困惑 前代未聞のフィニッシュに視聴者も騒然
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 20歳リーは、この日がデビュー戦、身長165センチで長い手足が特徴だ。身長153センチのノエルとはフレームの差がある。

 序盤は寝技の攻防でスタート。「手足が長いリーは寝技も強そうだ」と期待の声も寄せられたが、一転してスタンドの攻防に移行すると、問題のシーンが訪れた。

 ノエルが今日イチの腰の入った右ストレートをリーのボディーに叩き込むと、リーの表情はみるみる歪み、お腹を押さえて「痛い、無理無理…お願い止めてちょうだい」といわんばかりにレフェリーに視線を向ける。さらに右手をフリフリして「止めてちょうだい」のジェスチャーまで。

 異変を察知したレフェリーが駆け寄るも、ノエルが繰り出した追い打ちのパウンドには間に合わず。ワンテンポ遅れるようにレフェリーがゴングを要求し、呆気なく試合終了となった。

 腹パン一発で戦意喪失のフィニッシュに、ABEMA視聴者も「え?」「心弱すぎだろ」「降参状態だ」「痛い勘弁してじゃないw」と厳しい大ブーイング。実況の西達彦アナウンサーも唐突すぎるKOシーンに「(パンチを)食らって心が折れるようにしゃがみ込んでしまいました…」と困惑気味に続けると、解説の青木真也も「レフェリーに止めてって言いましたね…。愛嬌ありますね」とコメント。

 しかし最も困惑したのは試合を裁いたレフェリーのハーブ・ディーン。ボディーストレートに顔をしかめ「無理、無理です。止めてちょうだい」と試合放棄の意志表示をしたリーに「え、マジで?」と面食らったように慌てて駆け寄り、対処に困った様子でしばし静観。追い打ちのパンドが続くと「ダメダメ、もう終わりだよ」とぎこちない様子で試合を止めていた。

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