【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ3-1ブライトン(日本時間10月22日/エティハド・スタジアム)
1点差に追い上げられて重苦しい雰囲気となったエティハド・スタジアム。それを吹き飛ばしたのは、キャプテンのビューティフルな一撃だった。「ここしかない」完璧なコースを撃ち抜く技術の高さに、スタジアムを訪れたファンも大興奮となった。
ホームにブライトンを迎えたマンチェスター・Cは、序盤から攻勢に出るとノルウェー代表FWハーランドが2ゴールを挙げて試合を折り返す。しかし後半に入ると、ペースを掴んだブライトンが1点を返すことに成功。アウェイチームには追い上げムードが漂っていた。
そんなホームスタジアムの嫌な雰囲気を断ち切ったのが、キャプテンを務めるベルギー代表MFデ・ブライネの一撃だった。
75分、左サイドを突破したポルトガル代表MFベルナルド・シウヴァのマイナスのパスを、ボックス手前中央の位置で受ける。右足のトラップでシュートを打ちやすい位置にボールを置き、しっかりとコースを見ながら右足を振り抜く。するとボールは、GKの手が届かない左上を捉えてネットを揺らした。試合の流れを取り戻す美しいミドルシュートに、チームメイトたちも駆け寄り、キャプテンの一撃を称えた。
解説の林陵平氏は、デ・ブライネの技術の高さを称賛。「素晴らしいコントロールシュートでした。カイセドが視野に入ってきたはずですが、それをものともせずあのコースに打てる技術。デ・ブライネにしかできないシュートでした」と解説している。このゴールにABEMAのコメント欄も大盛り上がりとなり「なんやそれw」「うますぎわろた」「レベルが違いすぎる」などの言葉が並んだ。
試合はそのままマンチェスター・Cが3-1で勝利。前節リヴァプール戦の敗戦を払拭する白星となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)