【日本シリーズ】ヤクルト-オリックス(10月23日/神宮球場)
10月23日に行われた「SMBC日本シリーズ2022」第2戦、オリックスの右腕・山崎颯一郎がヤクルト主砲で最年少三冠王・村上宗隆をストレートで見逃し三振に取り、視聴者から大きな反響が寄せられた。
6回裏、0-3と3点を追う展開のヤクルトは先頭打者に村上。カウント2-2と追い込んでからの5球目、村上へ154キロのストレートで真っ向勝負を挑むと、これが低めいっぱいに決まって見逃し三振、村上は動くことさえできなかった。
この奪三振に球場の観客は拍手喝采、解説の辻発彦氏は「いやあ、厳しいよね。村上君は低いと判断したんだろうけどね」とズバリ決まったストレートを賞賛、ダブル解説の真中満氏も「いいボールですね」と共感していた。
山崎は身長190センチ、イケメンの長身右腕で、球団最速の160キロを投げる期待の若手。2016年のドラフト指名順位は6位と決して高いとはいえない評価だったものの、この大舞台に登場するとポテンシャルを遺憾なく発揮した。
前夜の試合で豪快な本塁打を放っている三冠王に対して真っ向勝負、内・外を使い分け、最後は何度見ても気持ち良いような外角低めのストレートで見逃し三振。ABEMAの視聴者からも「三振!!!」「ええ球や」「いいよぉ!」と興奮の声が上がり、また長い脚を大きく上げて投げる豪快なフォームには「あしなが」「かっこえぇ!」と反響が寄せられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




