藤井聡太竜王と広瀬章人八段が霊峰富士望む富士宮市で激突 2勝目を挙げるのはどっちだ/将棋・竜王戦七番勝負第3局
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 将棋藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)が10月28日、第35期竜王戦七番勝負第3局で、広瀬章人八段(35)と午前9時から対局を開始した。本局の舞台は霊峰・富士を望む静岡県富士宮市の「割烹旅館 たちばな」。これまでの戦績はともに1勝1敗のタイ。第3局を制し、頭一つ抜け出すのはどちらか。

【中継】第35期 竜王戦 七番勝負 第三局 1日目 藤井聡太竜王 対 広瀬章人八段

 藤井竜王は、2016年10月に四段昇段。順位戦A級(A級:1期)。2022年は年初の王将戦七番勝負を制し五冠に。その後、叡王、棋聖、王位と3つのタイトルの防衛に成功し、早くも通算タイトル獲得数を大台の10期に乗せた。竜王戦は昨期、豊島将之竜王(当時)にストレートで勝利し初奪取。今シリーズは初の防衛戦に挑んでいる。

 広瀬八段は、2005年4月に四段昇段。順位戦A級(A級:9期)。タイトルは第31期(2018年度)竜王と王位1期の通算2期。第31期は羽生善治竜王(当時)とフルセットの激闘を演じ、通算タイトル獲得数100期到達を阻み自身初の竜王に就位した。今期は2組優勝から決勝トーナメントを勝ち上がり、挑戦者決定三番勝負で山崎隆之八段(41)を破り挑戦権を獲得。若き五冠王から、4期ぶりの竜王奪還を狙う。

 第1局、第2局は広瀬八段の序盤研究が注目されている。第1局はそのまま広瀬八段が快勝したが、第2局は巻き返した藤井竜王が力強く勝ち切った。藤井竜王は直近のタイトル戦では第1局を落とし、第2局で勝利するとそこから一気に防衛を果たすパターンが続いており、今回のシリーズでも同じ道を辿れるか。持ち時間は各8時間の2日制。第3局の先手番は広瀬八段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。

(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】第35期 竜王戦 七番勝負 第三局 1日目 藤井聡太竜王 対 広瀬章人八段
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