開催まで1カ月を切った「FIFAワールドカップカタール2022」。国の威信を背負い、大舞台で戦う選手たちに暗い影を落とすのが、SNSでの誹謗中傷だ。国際サッカー連盟(FIFA)の報告書で明らかになったのは、半数以上の選手が被害にあっている現状。その多くは人種や宗教に対する差別、人格否定など心ないものだという。そのため今年6月、国際サッカー連盟は国際大会の開催期間中、選手や関係者をSNSの誹謗中傷から守る計画を発表した。