将棋の第35期竜王戦七番勝負第3局は10月28日、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と広瀬章人八段(35)が、静岡県富士宮市の「割烹旅館 たちばな」で対局を行っている。本局は藤井竜王の先手番で、戦型はシリーズ初めての「相掛かり」となった。
初防衛を目指す藤井竜王と、4期ぶりの復位を目指す広瀬八段が激突する本シリーズ。第3局は、1勝1敗のタイで日本最高峰の単独峰・富士山を望む富士宮市に舞台を移した。本局の先手番は広瀬八段。互いに飛車先の歩を突き、今シリーズ初めての「相掛かり」の戦型が志向された。
第1局、第2局と広瀬八段の序盤研究が注目されている。ABEMAの中継に出演した佐藤紳哉七段(45)は、「広瀬八段の序盤の作戦が上手くいっている感じがします。この竜王戦に向けて、作戦を練ってきているなという印象」とコメントしていた。
持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太竜王 富士宮焼きそば、いなり寿司
広瀬章人八段 ジャンボ海老フライと富士の麓コロッケ
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲広瀬章人八段 7時間(消費1時間)
△藤井聡太竜王 6時間1分(消費1時間59分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)