将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)が10月28日、第35期竜王戦七番勝負第3局で、広瀬章人八段(35)と対局を行っている。ABEMAの中継には、室谷由紀女流三段(29)が出演。佐々木慎七段(42)との解説の合間には、藤井竜王の四段昇段日当日のエピソードを披露した。
【動画】藤井竜王のプロデビュー当日のエピソードを語る室谷女流三段
今や将棋界の顔として五冠を保持する藤井竜王。若きスーパースターは、中学2年生で迎えた2016年度第59回奨励会三段リーグ戦において13勝5敗の成績を挙げ、10月1日付での四段昇段を決めた。
その記念すべき2016年10月1日、室谷女流三段は四段昇段したての藤井竜王と過ごしていたという。名古屋での公務を前に、藤井竜王の師匠の杉本昌隆八段(52)が主宰する研究会に参加。そこで1局目に対戦したのが藤井竜王だった。
室谷女流三段はすかさず「今日から先生、四段ですね!」と声をかけ、さらに「棋士になって一番最初に指した人は私ということでいいですか?って無理やり(笑い)」と念押し。藤井竜王からも「あ、ハイ」とプロ入り後初対局の“認定”をゲットしたという。
貴重なエピソードに、視聴者からは「めっちゃ記念w」「それは自慢になる」「無理やりワロタ」「いいなあ」「きっと竜王も覚えてる」「おれもむろやんと指したい」と様々な反応が寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)