28日、東京・後楽園ホールでKrush.142が行われ、ハロウィーン仕様のラウンドガールが紹介され会場からは拍手が。視聴者も「ごめん、可愛い…」「最高かw」など盛り上がる一幕があった。
プレリミナリーファイト第2試合。Krushフェザー級(3分3R)で行われた寺島想(AX GYM)と山本陸(K-1ジム総本部チームペガサス)の一戦は、試合終了間際に左フックのカウンターを合わせた山本が豪快な失神KO勝ちを収めた。
試合後、敗れた寺島が担架で運ばれてリングを下りるなど、静まり返った会場。しかし、本戦開始を前にこの日リングに花を添えるラウンドガールが紹介されると、雰囲気は一変。ハロウィーン仕様の衣装に身を包んだラウンドガールがリングに登場すると会場からは拍手が沸き起こり、視聴者も盛り上がりを見せた。
登場した5人のラウンドガールは黒や迷彩の衣装をはじめ、マリオ、ルイージ、キョンシーなど、さまざま。思い思いのポーズを決め、会場を盛り上げた。
なお、この日のKrush.142の本戦は全10試合。メインイベントは女子アトム級タイトルマッチ(3分3R・延長1R)。王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)にチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)が挑む。両者は3年前にプレリミナリーファイトで拳を交えており、その時は菅原が判定勝ちを収めている。
一方、リベンジを誓うチャン・リーは元幼稚園の先生。子どもたちに「先生、ベルト巻くから辞めるね」と格闘技に専念した経緯がある。そのエピソードと覚悟を振り返ったチャン・リーは絶対負けられない一戦に挑む。