【プレミアリーグ】チェルシー0-1アーセナル(日本時間11月6日/スタンフォード・ブリッジ)
この日のチェルシー対アーセナルは膠着した試合だった。お互い過密日程で疲労がたまり、運動量の低下は否めない状況。どうしても攻め手をかけられず、やや苦しい時間が続いた。そんな試合で勝敗を分けたのは一人の男の執念だった。勝利への熱い気持ちは、コーナーキックで結実した。
0-0で迎えた62分、アーセナルのコーナーキックでイングランド代表FWサカは低弾道の速いボールをニアに蹴りこんだ。そしてニアにはフランス代表DFサリバが飛び込んだがボールに触れず。そのまま流れていったボールをブラジル代表DFガブリエルが押し込み、アーセナルに先制点が生まれた。ニアにいる何人もの選手をすり抜ける見えにくいボールに反応できたのは、集中力を切らさずに準備できていたおかげだろう。
この見事なプレーに対し、ABEMA解説者の林陵平氏は「よく反応してましたね。手前にサリバが走り込んだことによって、チェルシーの方はクリアが難しくなりました」とニアで潰れたサリバを称賛。待望の先制点にABEMA視聴者も「きたあ!!!」「さすがだわ」「よく詰めた」と大盛り上がりだった。
結果的にこれが決勝点となり、アーセナルは試合に勝利。2位マンチェスター・シティとは勝ち点2差の首位を今節もキープした。
(ABEMA/プレミアリーグ)