日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第11節C卓が11月9日に行われ、吉田直が4戦全勝のパーフェクトな内容で卓内トップを取った。
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直近は3節連続マイナスで110ポイント以上減らし、トータルでもマイナス域に落ち込んでいた吉田だが、鬱憤を晴らすように今節は大活躍。1回戦からトップを取ると、そこから勢いが止まらず怒涛の4連勝を決めた。今節だけで+93.2と荒稼ぎすると、決定戦進出となる上位3人までのボーダーラインまで約30ポイントと最接近し、トータル順位も暫定5位まで上げた。「今年は5位からでも決定戦を狙える可能性があるので、次節は大コケしないように決定戦を狙いたいと思います」と、完全に勢いを取り戻していた。
【試合結果】
1位 吉田直 +93.2
2位 HIRO柴田 +8.3
3位 黒沢咲 ▲35.7
4位 古川孝次 ▲65.8
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)