創業1908年、赤い缶に入った「サクマ式ドロップス」で知られる佐久間製菓が、来年1月に廃業することがわかった。映画『火垂るの墓』にも登場した伝統の味が114年の幕を閉じる。廃業の理由は、新型コロナによる販売減少や原材料価格の高騰に加え、商品への価格転嫁が難しかったことなど。ちなみに、緑の缶の「サクマドロップス」を販売するサクマ製菓は別会社で、今後も発売される。