田端信太郎氏「この会社は『生き返る』『手遅れだ』と判断する人がいない」 “ゾンビ企業”は淘汰されるべきか ABEMA Prime 2022/11/12 14:00 拡大する 創業1908年、赤い缶に入った「サクマ式ドロップス」で知られる佐久間製菓が、来年1月に廃業することがわかった。映画『火垂るの墓』にも登場した伝統の味が114年の幕を閉じる。廃業の理由は、新型コロナによる販売減少や原材料価格の高騰に加え、商品への価格転嫁が難しかったことなど。ちなみに、緑の缶の「サクマドロップス」を販売するサクマ製菓は別会社で、今後も発売される。【映像】近年倒産した歴史ある企業 惜しまれて廃業する老舗がある一方で、経営を続けていくこと自体に疑問の声が上がる企業がある。「ゾンビ企業」だ。事実上倒産状態にあるにもかかわらず、金融機関や国の支援などで事業を続けている企業のことで、帝国データバンクによるとコロナ禍で増加し、2020年度で16万5000社。実に国内企業の10分の1がゾンビ企業であるとの調査結果がある。また、その多くが新型コロナの支援金で延命されているとの指摘も見られる。 続きを読む 関連記事