カジノで会社に多大な損失を与え、逮捕、懲役4年の実刑を受けた大王製紙元会長・井川意高が坂上忍と初対面。これまでにカジノでスッた金額や、1betで3000万円など、ケタ違いのギャンブル狂エピソードを披露した。
【映像】箕輪厚介がドン引き!坂上忍、ギャンブルで溶かした金額を告白
11月16日(水)、ABEMAにて坂上忍がMCを務める番組『デマ投稿を許さない』の新エピソードの配信がスタート。同番組は坂上がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ禁断のトークバラエティ。ネット上で本当か嘘かわからない噂を広められたゲストを招き真相を直撃、坂上がデマ投稿にNOを突きつける。企画・構成は鈴木おさむ氏。
ゲストは大王製紙元会長・井川意高&幻冬舎の箕輪厚介。坂上は「僕よりもどうしようもないおじさん」と井川の印象を明かした。
井川は大王製紙の創業家に生まれ、現役で東大法学部に合格。42歳で社長、46歳で会長に就任した。ところが2011年、カジノでの巨額負債を補うため子会社から巨額の借り入れが発覚。懲役4年を課せられた。
当時、井川がカジノでスッた金額が世間で話題になり、ネット上には「200億円」という噂も。井川は「世に出たのは106億8千万円ということになっています」「それくらいは溶かしてます。出て(出所して)からも溶かしたので、今130億円くらいじゃないかな」とざっくり損失額を計算した。
坂上が「子会社の人たちに、『ちょっと回せや』って言ってたってことですよね」「そのお金をカジノに突っ込んでいた」と当時の事件に触れると、井川は「まぁ、(感覚としては)預けてるだけなんですけどね(笑)」「引き出すための暗証番号がない」とカラッとした口調。坂上は「僕と同じ考え」と謎の親近感を持った。
「1回レートを上げると下げられなくなる」という井川。「最後の1betは、50万シンガポールドル。当時のレートで、3000万円ちょっとくらい」と驚愕の事実を明かし、坂上は「3000万?1bet3000万??」と唖然。井川は「数億円スるのは、しょっちゅうありましたね」とケタ違いの賭け方を明かした。
井川の事件の書籍化を担当した箕輪は、一緒にカジノに行った時の衝撃エピソードを証言。「本当に部屋に戻らず、スニッカーズとコーヒーを飲みながら3日間くらいずっといて、『もう帰る日ですよ』って言っても、『延泊する』って」「全然反省してない」と、出所後も井川のカジノ狂いが健在だったと語った。