カジノで会社に多大な損失を与えて逮捕・懲役4年の実刑を受けた大王製紙元会長・井川意高が、会長職を追われた時に会社の株を売り、約540億円を現金で手に入れたと告白。また、獄中でフェラーリを購入したエピソードを披露し、現在も貴族のような生活を送っていることが明らかになった。
11月16日(水)、ABEMAにて坂上忍がMCを務める番組『デマ投稿を許さない』の新エピソードの配信がスタート。同番組は坂上がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ禁断のトークバラエティ。ネット上で本当か嘘かわからない噂を広められたゲストを招き真相を直撃、坂上がデマ投稿にNOを突きつける。企画・構成は鈴木おさむ氏。
ゲストは大王製紙元会長・井川意高&事件の書籍化を担当した幻冬舎の箕輪厚介。井川は生涯で約130億円をカジノで溶かしているという。
会社に与えた負債はすべて返済したという井川。事件を機に会長職から退いたが、結果的に現在の悠々自適生活につながったとのこと。
箕輪は「カジノで106億溶かして逮捕されたことで、結構良い条件で斜陽産業と言われる紙産業の株を売って財を成せたんです」と解説。井川は「(ファミリーで手に入れたのは)540億円です。だから、差し引きして税金払っても残っている」とカラクリを明かした。箕輪は「会長辞めて、貴族みたいになったんです」と今の井川を表現。井川は「幸せですね」「ちなみに、大王製紙は今年大赤字ですからね」と笑顔まで見せた。
SNS上では「獄中からフェラーリ買うって、全然反省してないじゃん!」という噂が流れた。井川は「デマじゃないですね、全然反省もしていませんし」とあっけらかん。服役中に車に関する月刊誌や専門書を差し入れしてもらい、「フェラーリの限定車が出るな~とか、特別仕様車が出るな~って思ったら、無性に欲しくなっちゃいまして」「20台近く買いましたね」とフェラーリやポルシェを次々に買ったとぶっちゃけた。
服役中は等級によって月に何回か手紙を出すチャンスがあり、井川は馴染みのブローカーに「仕様書を送って」とお願い。「オプション表を見て、どれつけようかな~って悩むのが夜の楽しみだった」と獄中生活を振り返った。