日本代表・鎌田大地「日本の新しい歴史の一部になれたら」ワールドカップ開幕直前に静かな闘志 初戦はドイツ代表「最低勝ち点1以上」
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 「FIFA ワールドカップ カタール 2022」が11月20日に開幕する。日本代表としては史上初となるベスト8以上を目指す中、23日に初戦、強豪ドイツ代表と対戦し、コスタリカ代表、スペイン代表という激戦グループの突破を目指す。今回の日本代表のキーマンとして挙げられることも多い鎌田大地は、大会直前のカナダ戦でボランチもこなした。ドイツのブンデスリーガでプレー中の鎌田には、ドイツ代表攻略へかかる期待も大きい。大会直前に行われたインタビューでは「日本の新しい歴史の一部になれたら」と落ち着いた口調ながら、大きな目標を掲げた。インタビュー内容は以下のとおり。

【映像】大会への意気込みを語る鎌田大地

-ワールドカップがいよいよ開幕、今の状態は。

 いつも通り普通という感じです。

-ワールドカップ、独特の雰囲気は。

 特にないんですけど、メジャーな方がたくさんいるというくらいですね。

-メンタルの強さは自身でも感じるか。

 そんなに自分が強いと思ったことはないんですけど、どうなんですかね。僕、いつもこんな感じなので、特にはわからないです(笑)。

-離脱していたメンバーも帰ってきた。チームの状態、雰囲気は。

 それもいつもどおりという感じ。ベテランの人たちも声をすごくかけてくれているし、僕たちは若い選手も割とうるさい選手が多いので、いい雰囲気なんじゃないかなと思います。

-会話は活発か。

 日本語で話せるんで。今はヨーロッパでやっている選手がすごく多くて、日本語で話せるだけでもすごく楽だし、楽しいですね。

-普段はコミュニケーションのストレスも感じるか。

 もう今は特にないです。前はありましたが、僕も6年いるので。

-仲がいい選手は。

 年齢が近いんで(南野)拓実君とかはよくしゃべりますけど、絡まれるんなら、最近は長友さんにはすごく絡まれています(笑)。僕ら愛媛出身で、ご飯のテーブルとか僕が逃げていたら「鎌田逃げんなよ!来いよ!」と言われます。3回ぐらい断って無理だったら行きます(笑)。

-コミュニケーション、プレーの連携に影響は。

 チームの雰囲気とか、サッカーはサッカーだけじゃなくて、それ以外の部分もすごく大事だと思うし、そういう面で佑都君とかはすごくチームに貢献してくれていると思うし、彼の偉大さを感じました。

-ドイツという厳しい相手から始まるワールドカップになる。

 強い相手とやらないとダメなので、いいか悪いかでいったらよくはないですが、でも楽しみという感じですかね。

-同じリーグでプレーして、特徴は掴めている。

 全員知っているんで、ブンデスリーグでやっている選手もたくさんいるし、ブンデスから違うところに行っている選手ばかりで、基本的にみんなやったことがある選手です。

-特徴を共有するか。

 聞かれたりもするし、マッチアップする選手に。チームとしてのミーティングもやっているので、みんなある程度わかっているのかなと思います。

-ドイツの選手からは鎌田の名前が出た。

 普段一緒にやっているんで、そういうところで名前を言ってもらえるのはうれしいことです。

-初戦の重要性、特別な思いは。

 初戦は本当に僕たちだけじゃなくて、どのチームにとってもすごく大事な試合になると思うし、間違いなく勝ち点1以上は取らないと。自分たちが決勝トーナメントに上がるということを逆算したら、最低限必要なポイントになると思う。取れなければ次の試合、すごいプレッシャーがかかってくるだろうし、すごく大事だと思います。

-カナダ戦でボランチもこなした。前がいいか、中盤がいいか。

 僕はボランチでやりたいとずっと前から言い続けていたんですが、日本代表ならどっちでもいいという感じです。

-日本でも盛り上がっている。サポーターに向けて。

 僕たちはみんな言っているとおり、ワールドカップベスト8以上を目指していて、僕たちはそれに全力に向かって日本の新しい歴史の一部になれたらいいなと思っているし、自分たちがワールドカップの大きなチャンスで、自分たちの価値を証明することで、より日本サッカーの未来のためにも、重要なワールドカップになると思うんで、しっかり自分たちが目指しているものを取れるように頑張っていきたいです。
(『ABEMA NEWS』より)

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