格闘家・朝倉未来が「BREAKING DOWN」誕生のきっかけ、人気の理由を坂上忍に告白。「BREAKING DOWN」誕生の裏に『朝倉未来に勝ったら1000万円』の存在があったと明かした。
【映像】年商は30億円 1試合は?朝倉未来、ファイトマネーを告白
11月23 日(水)、ABEMAにて坂上忍がMCを務める新番組『デマ投稿を許さない』新シーズン#2が放送。同番組は坂上がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ禁断のトークバラエティ。ネット上で本当か嘘かわからない噂を広められたゲストを招き真相を直撃、坂上がデマ投稿にNOを突きつける。企画・構成は鈴木おさむ氏。
今回のゲストは総合格闘技大会「BREAKING DOWN」をプロデュースする総合格闘家・朝倉未来。「BREAKING DOWNはヤラセなの?対戦カードのエンタメ性がヤバい」と、ツイッターに投稿されたヤラセを疑惑に回答した。
「BREAKING DOWN」は、朝倉未来と朝倉海がスペシャルアドバイザーを務める1分1ラウンドの総合格闘技。朝倉は「オーディションの方が話題になってる。人気ですね」と率直に明かした。
一般的な格闘技の試合はレベルが高すぎるゆえに、技が決まりきらず試合としてつまらなくなることがあるそう。朝倉は自身のYouTube企画で1分のスパーリングをした際に、短時間決戦の面白さに気づき、「体力の計算がいらないから、全力同士でやる。これ面白いなと思って」「1分の試合を作ったら時代に合ってる。今、若者が長いものを見られなくなっているので」と企画を立ち上げたという。
オーディションを受けに来るメンバーの個性が強いのもBREAKING DOWNの魅力。朝倉は「喧嘩っ早い奴らがたくさん来る」と説明した。坂上が「管理が大変じゃない?」と聞くと、「元々みんなクズみたいな感じなので。そこからハードルがそれ以上下がることはない、もういいかなって(笑)」「自分が最強だと思っている人たちが来るので」とキッパリ。オーディションでは乱闘が起きることもしばしばで、それも見どころの一つという。
アイデアの源には、ABEMA『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』の経験があった。「僕と戦う人を選ぶオーディションをやって、めっちゃバズった」とアイデアを導入したのが大当たりし、オーディションから試合までのストーリー性が「BREAKING DOWN」の面白さにつながっていると語った。
BREAKING DOWNの人気はうなぎのぼりで、これまで格闘技に触れてこなかった層にも浸透してきたとのこと。「BREAKING DOWNは、すごいにわかファンを生んでいます」「BREAKING DOWNの選手の方がRIZINの選手より有名になっちゃったり。よくないと思っている人も多いです」と嫉妬の逆風も感じていると語った。