【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループC】アルゼンチン2-0メキシコ(日本時間11月27日/ルサイル スタジアム)
 世界的プレイヤーである後輩のゴールに、偉大な先輩も思わず号泣した。第1戦でサウジアラビア代表に敗れ、グループリーグでの敗退がちらつく中で行われた試合。なかなか点が取れないところで均衡を破ったのは、アルゼンチン代表のエース・メッシだった。64分、中央でボールを受けたメッシは左足でトラップすると、そのまま左足を鋭く振り抜き、相手選手の合間をきれいに抜くようにメキシコゴールに突き刺した。大喜びをするメッシら選手たちに対して、ベンチ内で両手で顔を覆っていたのが、そのメッシが憧れたアイマールコーチだった。