【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループE】コスタリカ2－4ドイツ（日本時間12月2日／アルバイト スタジアム）
この19歳のテクニシャンは、5人抜きゴールを決めた元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナのような選手に成長していくのだろうか。ドイツの新星ジャマル・ムシアラが見せた驚愕のドリブルに、ファンは「とんでもねぇ」「えぐい」と大興奮の様子だった。
試合の立ち上がり7分、ドイツ代表MFギュンドアンのパスを受け取ったムシアラがペナルティーエリア内に侵入すると、コスタリカ代表DFフレールを追い抜いて中央へとターン。するとそこからボックス内を横断するようにドリブルで計6人の相手を置き去りにし、最後はFWミュラーにパスを出したのだ。
19歳ながら圧巻のテクニックを見せつけたムシアラに、ABEMAで解説を務めた元日本代表DFの中澤佑二氏も、「ディフェンスとしてはPKになるので足を出せない」と分析しつつ「右足の細かいタッチで相手をかわすステップワークと技術はすごい」と称賛。ABEMAの視聴者も「まじでメッシやん」「キープしすぎ」と大盛り上がりだった。
初めてのワールドカップは無念のグループステージ敗退に終わったムシアラだが、タレント豊富なドイツで全試合先発出場を飾った。これだけの実力を持ちながらも、2026年に開催予定の次のワールドカップでも、まだ23歳なのだ。果たして4年後、ムシアラはどのような選手へと成長しているのだろうか。
（ABEMA／FIFAワールドカップ カタール 2022）
