【映像】ドイツの19歳ムシアラが無双したが

【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループE】コスタリカ2-4ドイツ(日本時間12月2日/アルバイト スタジアム)

 日本時間2日、FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループEの第3戦、コスタリカvsドイツが行われた。とてつもなく激しい試合となった一戦は、両者一歩も譲らない展開の中で、2-4でドイツが勝利。ただし、日本vsスペインの結果を受けて、ドイツのグループステージ敗退が決まった。

【映像】ドイツの19歳ムシアラが無双したが……
 

 壮絶な戦いとなった。序盤から積極的に相手ゴール前に迫っていたドイツは、左サイドのダビド・ラウムからの左足クロスに、ニャブリがニアで反応。ヘディングでゴール右隅へ流して、早速ネットを揺らしてドイツが先制に成功。

 その後も、ドイツが主導する展開となる中で42分、前がかりとなった隙をついたコスタリカが決定機を迎えたものの、そこはドイツの絶対的な守護神ノイアーが完璧なセーブを披露。ドイツのピンチを凌いで、試合を折り返した。

 後半、58分に、イェルツィン・テヘダの初ゴールでコスタリカが同点に追いつくと、さらに70分、左FKの流れから中央の混戦の中でファン・パブロ・バルガスが押し込んで逆転に成功した。すると今度は73分、カイ・ハバーツがすぐさま同点に追いつくゴールを決める。絶対に勝利が必要はドイツが、なりふり構わずに攻め続ける展開の中で、再三にわたるポストに嫌われるシーンや、コスタリカの守護神ケイラー・ナバスのスーパーセーブで逆転には至らない。    

 そんな中で迎えた85分、ハバーツのこの試合2点目のゴールが決まって、ドイツがついに逆転に成功。さらに89分、ニクラス・フュルクルクのゴールはオフサイドとして一度は取り消されたものの、VARの結果認められ、4-2とリードを広げる。 壮絶な戦いは最後まで攻守に激しい戦いとなるが、4-2でタイムアップ。

 ドイツは、2014年大会を優勝しながら、2018年大会はまさかのグループステージ敗退に終わり、復権を期して臨んだ今大会。しかし、初戦で日本に1-2で逆転負けを喫すると、続くスペイン戦も1-1で引き分け、決勝トーナメント進出には、勝利した上で日本vsスペインの結果次第という状況。自力突破ができない崖っぷちながらもプライドを見せ、戦い続けたが、日本がスペインに勝利したことで、スペインとの得失点差の勝負となり、惜しくも敗退することになった。

(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022) 

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