【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループE】日本2-1スペイン(日本時間12月2日/ハリーファ国際スタジアム)
 これからゴールに向かって右45度の位置は「堂安コース」とでも呼ばれるようになるかもしれない。日本代表がスペイン代表に劇的な逆転勝利を収めた。先制され苦しい前半から一転、後半に入りがらりと流れを変えたのが、48分に飛び出した堂安律の同点ゴール。後半開始から入ったばかりで、ファーストチャンスですぐに結果を出すあたりは、ドイツ代表戦でも同点弾を決めたことでもわかるように、まさに「持っている男」。試合後のインタビューでは、シュートを放った位置について「俺のコース」と語ったが、自信を持って放った一撃は、スペイン代表のGKの両手を貫いた。