わずか1分半の攻防で3つのダウンが飛び交う激しい打ち合いは、衝撃ダウンでKO決着。あと少しでロープ外に吹っ飛ぶ前のめりダウンに「やばすぎw」「えぐい」「ベストバウト」と驚きの声が殺到した。
12月3日にエディオンアリーナ大阪で行われた「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~初代バンタム級王座決定トーナメント~」で三宅祐弥(Hacker GYM)と新太(K-1ジム心斎橋チームレパード)が対戦。試合は開始から激しい乱打戦となり、序盤にダウンを喫した三宅が、左フック一発で逆転。最後はあわやロープ外まで吹っ飛ぶのではという衝撃ダウンを奪って豪快なKO勝利を収めた。
プレリミナリーファイトの第一試合は地元大阪勢同士の戦い。ゴングとともにアグレッシブな新太は、開始30秒、カウンターの左で三宅をグラつかせる。一瞬、腰から落ちた三宅だが、ここはブレイクに救われる。再開後も新太の猛攻は続く。三宅はパンチを次々と被弾しロープ際で崩れ最初のダウンを喫する。早くも絶体絶命の三宅だったが、ここで起死回生の一発。カウンターの左フックを当て返すと、今度は新太が後ろに崩れ落ちてダウンした。
カウントを聞きながら虚ろな表情の新太。試合再開直後、三宅が右の打ち下ろしを連続で叩き込むと、新太は前のめりに吹っ飛び、あわやロープ外に飛び出るのではという派手なダウン。カウント2でレフェリーが試合を止めた。
ABEMAで解説を務めた佐藤嘉洋は「三宅選手は効かされるなかでもしっかりパンチをみながらカウンターを狙っていた」と三宅の冷静さを絶賛。視聴者からも「神興行になりそう」「やばすぎw」「えぐい」「ベストバウト」といった興奮気味の声が殺到していた。