どこでどう蹴ったの?解説者も「奇跡的な軌道」驚くつま先使った“バックループシュート”
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【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント1回戦】オランダ3-1アメリカ(日本時間12月4日/ハリーファ国際スタジアム)

 これまでのW杯でも多くの”再現不可能”なゴールが生まれているが、そこに新たな1ゴールが加わった。アメリカ代表FWライトは、右サイドのプリシッチからのクロスをゴールとは反対側の方向を向いているつま先でタッチ。これが奇跡的に相手守備が誰も触れることのできないループシュートとなり、ゴールに吸い込まれた。

【映像】奇跡的軌道のゴール バックループシュート

 アメリカ代表は1点ビハインドで迎えた78分、FWプリシッチがパスを受けると、ペナルティエリア内に侵入しグラウンダーのクロスを入れた。このクロスに対してややゴール前に入りすぎてしまったFWライトは、ゴールとは反対側の方向を向いている残り足のつま先でわずかにタッチ。これが奇跡的にもゴール方向へとボールが飛んでいき、オランダ代表の守備陣が防ぐことのできないシュートとなってゴールへと吸い込まれた。
 
 この前代未聞のゴールにABEMA視聴者からは「なんだ今の!」「おしゃれ」「どういうシュートや」「すげえシュートだ」「ゴラッソですわ」「ミラクル」「スーパーサイクロンシュート」など、驚きの声が相次いだ。

 この芸術的ゴールを皮切りにアメリカ代表は怒涛の猛攻を仕掛けるが、逆にダメ押しの追加点を決められてしまい、オランダ代表に1-3で敗れた。それでも平均年齢が25.2歳と非常に若いアメリカ代表が今大会で得た経験は計り知れないだろう。次回自国開催となる2026年大会で、より成熟したアメリカ代表がどのような戦いを見せてくれるのだろうか。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)

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